賃貸と一戸建てってどちらがおすすめなの?
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賃貸vs一戸建てどちらがおすすめ?

年収300万円の支払いプラン比較

年収300万円の支払いプラン比較

賃貸住宅に住んで一生家賃を払い続けるのはもったいないけど、持ち家となるとローン返済+メンテナンス費で、結局家賃以上に出費がかさむのではないか・・・という漠然とした不安を抱えたまま、マイホームをぼんやり夢見つつ賃貸に住み続けている人は多いのではないかと思います。実際のところ、賃貸と持ち家ではどちらがおすすめなのでしょうか。

35歳で年収300万円の場合、賃貸に住み続けるのと持ち家を購入するのではそれ以降75歳まで住宅費の支払いプランはどのようになるのかを、以下にそれぞれ概算して比較してみました。静岡県浜松市内で3LDKのマンションに賃貸で暮らした場合と、3LDKの土地付き一戸建てを購入した場合(住宅ローンはボーナス払い無しの30年ローン)を想定しています。

賃貸 持ち家
月々の支払い 6.5万円(家賃) 5.5万円(ローン返済)
借入額:1,800万円
ボーナス月の支払い 6.5万円 5.5万円
年間支払い額 78万円 66万円
35〜65歳の総支払い額 2,437.5万円 1,980万円(ローン完済)
35〜75歳の総支払い額 3,250万円 2,563万円(+修繕費)

賃貸に関しては、2年に1度更新料として家賃1ヶ月分を支払った計算になっています。持ち家については、新築一戸建て購入後30年以上住んでいる人を対象にした修繕費の調査による修繕費の平均583万円(築40年)をローン完済後にプラスしたのが上記の35〜75歳までの総支払い額になっています。また、持ち家の場合は上記の金額にプラスして毎年固定資産税+都市計画税などの税金がかかります。

持ち家のメリットとリスク

持ち家のメリットとリスク

実際の人生においては年収も変動しますし、家族1人ひとりに起こるライフイベントによって収支が大きく変化する時期も訪れるため、上記の表はあくまで概算でしかありませんが、表を見る限りでは持ち家のほうが少しお得に感じられますね。稼ぎ手が年を取って収入が確実に減ることになる老後に住宅費が少なくてすむというのは大きな安心材料ですし、また子どもに譲れる資産がある、社会的な信用が高まる、といったメリットもあります。

その一方で、働き手にとって30年という長い期間、巨額のローンを抱え続けるというのは大きな重圧になります。上記の例のように35歳で30年ローンを組んだ場合は65歳という比較的若いうちにローンから解放されますが、40歳を超えてからのスタートだと完済するのは70歳を超えてからということになり、将来的な不安にもつながるでしょう。家賃と違ってローン返済額は状況に合わせて変えることが難しいため、ローンと修繕費の支払いに追われて貯蓄が底をつき、老後資金が残らないというリスクもあります。

賃貸のメリットとリスク

賃貸のメリットとリスク

月々の家賃を支払って賃貸住宅に住む最大のメリットは気軽に引越すことができる点ではないでしょうか。収入が減ったり仕事がなくなったりした場合でも家賃は払い続けなければなりませんが、いざというときは家賃の安いところへ引っ越せばいい、という安心感があります。ただしその都度引越費用がかかるためある程度の貯蓄は必要です。また、賃貸住宅は都道府県によって2年ごとの更新料がかかることも計算に入れておかなければなりません。

そしてやはり賃貸住宅で暮らす最大のリスクは、生涯数万円の家賃を払い続けなければならないということでしょう。定年後は年金と貯蓄を切り崩すことでその費用をまかない続けなければなりません。年齢を重ねるごとに病気にかかるリスクも増えていくため、収入がなくなった後に毎月かかる家賃支払いのプレッシャーはかなり厳しいものになると思われます。

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